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りんごちゃんの小学校15《スパイアップル🍎2学期も付き添い登校続いてます》

りんごちゃんの小学校15

《スパイアップル🍎2学期も付き添い登校続いてます》

 

りんごちゃんはまだ、1人で学校に登校できません。

「怖い」らしい。

 

入学して間もないころに1人で行ってみたらすごく怖かったらしく、現在進行形で付き添い登校しています。

 

むかーしの昭和の感覚でいうと、親と登校なんて考えられなかったし、次女であるわたしは学校に1人で行けない感覚もわからなかった。

でも、そういえば姉は学校に行けなくて困っていた気がするなーと思い出したり。

そんな登校拒否気味の姉は祖父に怒られたり、母に怒られながら無理やり行かされたり、なかなかにしんどい子ども時代だったのかな、と今さら思う。

 

幸いにもわが家は、りんごちゃん一人っ子&親子3人暮らし&自営業なので、子ども優先で考えることができる。というか、りんごちゃん🍎1人の面倒くらい大したことない、と思える。

これが子ども2人、3人いたり、考えの古い祖父母が家にいたりしたらそんな余裕はなかったかな。最近、母がわたしの子育ての様子を聞いてよく言います。

 

「もっと姉のことを考えてあげればよかった」

 

3人兄弟。義理の祖父母と同居の母はなかなかに追い詰められていたことは確か。

田舎の古い考えの家だったので、長女は厳しく、長男は大切に。という家だったから、母は相当に精神を削られていたと思う。姉も相当やられていたらしい。

 

学校の登校くらい、付き添ってあげれば良かったな…。

どうしても行けないときは、休ませてあげれば良かったのかな…。

なんて70歳を超えた母が後悔している姿はなかなかに切ない。

 

そんなこともあって、りんごちゃん🍎の気持ちには最大限に寄り添うことにしています。一人っ子で甘やかして育てたっていいじゃないと。

学校に行きたくないわけではなく、校門まで、もしくはお友だちに会えるまで付き添えば楽しく学校生活を送って、学童まで行ってくれる。お友だちを呼んできて、家で遊んだりもしている。そんな生活で朝の10分、20分くらい大したことない話で。

 

集団登校というものがない伊那小学校。

春は付き添い登校の子がたくさんいました。泣きながら来るコ、お母さんに怒られながら来るコ、抱っこされてくるコ、お父さんにウンチクを語りながら来るコ。

それがだんだんと減り、いまでは数人です。でも、3年生くらいのコもいるので、りんごちゃん🍎ももしかしたら…。

 

校門では毎朝、校長先生が出迎えてくれます。

「おはよー!」

「おはようございます!」

校長先生への挨拶から始まる学校生活。これが当たり前になっている子どもたちにとって、校長先生がいない朝はイレギュラー。

 

「あれー!今日、校長先生いないね!」

 

と言いながら学校に入っていきます。

学校の登校時間は7:20〜8:15。

りんごちゃんが登校するのは、7:30~8:10くらい。どの時間でも、校長先生は大体います。

・・・おつかれさまです!!

 

そんな生活でよく会うコ。

会えると嬉しくて、アーニャポーズで挨拶をするけれど、いつもつれない反応です。


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逃げる準備をしながらコチラを見ている・・・。しっかりと。

アーニャ風に上げた手を下すタイミングで大体走り去ります・・・。

いつか触れられる距離感まで詰められるよう精進する所存です。

 

待ってろよ!ネコ!!!