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りんごちゃんの小学校12《スパイアップル🍎色水からの烏骨鶏》

りんごちゃんの小学校12

《スパイアップル🍎色水からの烏骨鶏



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そんなわけで、悪の枢軸と言われる伊那小学校に入学したりんごちゃん🍎のクラスは森組

叔母 「りんごちゃんは何組になったの?」

りんご「森組だよ」

叔母 「それは1組?2組?3組?」

りんご「森組だよ」

叔母 「ほかは何組があるの?」

りんご「山・川・森だよ」

叔母 「じゃあ、3組だね」

りんご「違うよ。森だよ」

叔母 「・・・・・」

 

つい先日繰り広げられたマッシュの姉とりんごちゃんの会話。

頭の固い大人はついついクラス名は1.2.3で片付けたくなるけれど、子どもにとっては山組、川組、森組であって、決して1.2.3.の代替名ではないのです。

4クラスだった頃は泉組が続いていたとのこと。

 

1個上の学年は、春組、夏組、秋組。

その上は…謹とか、忠とか、毅とか、仁とかあって、伊那小卒業生は何年経っても全学年のクラスを言えるそうです。

6年ごとにまわっていくから、すぐにその学年ね〜!とひとしきり盛り上がるとか。

 

総合学習・探求学習の内容は?

有名な総合学習・探求学習ですが、いまのところほかの学年やクラスが何やってるのかはわかりません。りんごちゃんが招待されて楽しかった~!!などと話してくれたのはこんなカンジ。

 

◎飴作りを研究してるクラスのあめ祭り

◎フェスで踊りまくった(なんの学習だろう?)

◎ヤギの赤ちゃん見に行った

◎ポニーにエサあげた

◎ブタが遊びにきた

◎お蚕様のお墓

◎ウズラを触らせてもらった

◎手作りのアスレチックで遊んだ

◎プールで飼ってた魚をわけてもらった

 

■あめ祭りでもらった飴のひとつ(2年生)

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■手作りアスレチックのひとつ(常に進化中・5年生)

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クラスで何をやるのか?は子どもの様子を見ながら、1学期中に決まるか決まらないか、ぐらいだそうです。先生がムリヤリ決めるものではないそう。

 

りんごちゃんの話から学習のタネ?的に思っていたこと

◎林に遊びに行ってクルミを拾った!

ダンゴムシを飼いだした!

ヨモギを摘んでヨモギ餅!

◎梅をもいで梅ジュース!

◎粘土でミニチュア遊具!

◎桑の実食べまくり

◎色水つくるよ!

 

■りんごちゃん🍎が素手でこねくり回して作ってくれたヨモギ餅。生のヨモギをダイレクトに感じられる一品です。

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■桑の実食べまくり(畑の後のご褒美。別のクラスはたくさん集めてジュースを作ったそうです)※桑の実についてはまた今度

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◎色水づくり(学校のまわりで花、葉っぱ、枝などを採取して作ったそうです。クエン酸につけるとキレイな色、煮出すと茶色。それぞれ使う植物、量によって色が違うことを楽しんだりしたそうです。茶色もとってもキレイ…とウットリしたそうです)

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突然の烏骨鶏

この色水、完全に理科の実験じゃーん!とクラスの学習の最有力と目をつけていたら…なんと!ある日突然、烏骨鶏のタマゴが登場しました。

 

烏骨鶏?なんで???

色水どうなった?

 

りんごちゃん🍎いわく「色水はもう作ったじゃん」だそうです。

子どもの興味って一瞬!!

 

で、烏骨鶏

どうやら、以前カモを飼っていたクラスがイロイロ相談していた施設の方から、烏骨鶏のタマゴから雛を孵してみませんか?と提案があったそう。

 

子どもたちの返事はモチロン『YES』。

というわけで、ひとり1つずつ烏骨鶏のタマゴが!!!

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これを転卵しながら、21日間温めると雛がかえるということらしい。有精卵からヒナをかえすなんて、子どものころの一生に一度はやりたいことベスト4くらいには入ってくるよね。いいなー。

 

もちろん、この日のひらがな練習プリントは『うこっけい』。

なるほど。こうやって学習につながるのか。

 

そしてそして、このタマゴちゃんのXデーはあした!

7/7七夕!

織姫と彦星は会えるのか?!

2人の愛の結晶、烏骨鶏はうまれるのか?!

 

続報をまて!!!

 

つづく…。

 

追伸:マッシュとウコッケイのたまご

ウコッケイって言ったら、むかし通販(テレビショッピング)でウコッケイの卵プリンがあったなと思い出しました。

売り文句は、1コ500円の烏骨鶏の卵を使ったプリン!なんとお値段1つ500円。

ん?なんか変だな…赤字だよね?

でもとっても濃厚で美味しい…というフワリとした記憶…。

 

※伊那小とは?

長野県伊那市にある伊那小学校では、60年以上前から、総合的・探究的な学習を主軸にしている先進事例の小学校として有名です。

子ども主体の学習ということみたいです。